日本全国の女性蔵元・杜氏 "蔵女" とのプロジェクト
ほんの一昔前、酒造りは男の仕事、女はご法度、女人禁制……と言われていました。
最近の日本酒業界は、少子化、長男不在、女性姉妹になり、女性の杜氏や女性社長がぐんぐんと増えています。
昔は、暖房もなく、水も冷たく、機械も少なく体力勝負の仕事が多いなど、男性ばかりの仕事場ゆえに 女性が入りにくい環境のため、酒蔵は女人禁制と間違っていわれてきたのです。
しかし、大昔は神に仕える巫女さんが酒造りをしていました。酒造りはきめ細かい観察力や微妙な味わいをつかむ細かな感性が必要です。実は女性は酒造りに適しているともいえるのです。
第1期の女性蔵元・女性杜氏は12蔵元。第2期は16蔵元。(※2蔵元は販売終了)
ラインナップはthe kurajo.「スタンダード・プレミアム」、純米大吟醸のみの特別なシリーズ「純米大吟醸プレミアム」、
漆ボトルの「URUSHI」の4つです。


辛口酒のシリーズ。
日本の伝統文様として挙げられる、市松文様。
西洋でも同じ柄を「チェック柄」と呼び、同じく親しまれています。
日本の伝統的なものには必ず「意味」が込められています。
もちろん、伝統文様もその例に洩れず、市松文様をあしらった柄には特別な「縁起」が込められています。
市松文様は上下左右にどこまでも途切れることなく繋がっていく柄であることから、
子孫繁栄や事業拡大など縁起の良い文様として扱われているのです。
そして、私たちがラベルデザインで伝えたい最も大切な部分でもあります。
平安時代よりはじまった女性装束の袿(うちぎ)の重ねに用いられた襲色目を、
市松模様に合わせることで、「和」と「洋」を感じていただけます。

ラベルの裏デザインには女性蔵元・杜氏がそれぞれお酒からイメージする男性のイラストが。
「頑固なお酒、繊細なお酒、凛とした、純粋な……」様々な女性蔵元・杜氏の想いをお伝えするラベルです。
お気に入りのナンバー・カラー・イラストレーションから…様々な角度からお酒をお楽しみいただけます。


プレミアムはボトルに直接、加工を施したデザイン。
文字は表面を削り、イラストレーションはUV印刷(紫外線の照射によって瞬間硬化する
専用インキを使用して行う印刷のこと)で立体的にみせています。
シンプルながらも高級感のあるデザインは一本一本、時間をかけて丁寧に製作しています。
お酒の内容は蔵女スタンダードと同様のものとなっております。
大切な方への贈りものとしても人気です。


純米大吟醸だけの特別なラインナップ。
蔵女シリーズからは渡辺酒造醸、澤田酒造、金銀花酒造、佐藤酒造店、田端酒造、長谷川酒造が参加。
No.203渡辺酒造醸は山田錦を40%まで磨き上げています。No.204澤田酒造は低温貯蔵した極上の大古酒です。
No.205金銀花酒造は山田錦を100使用した、唯一の甘口酒です。No.206佐藤酒造店はしなやかな口当たりのやさしい味わい、
No.207の長谷川は新潟県産越淡麗を100%使用しています。
こちらもボトルに直接、削り加工を施しています。
飲んで、見て、2つの楽しみ。




URUSHIは、漆塗師 武藤久由とのコラボレーションモデル。
螺漆には、鈿、メタリック、溜めの3種類を用意した最高峰「美N」アートモデルです。
日本酒は、漆からイメージした金銀花酒造、山﨑酒造、澤田酒造、旭日酒造の4蔵元。




業務用販売限定ラベル。
市松模様を強調したデザインです。