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今回はこの日本酒が本格的に蔵女シリーズに出る前のプロトタイプ。いち早くお楽しみ頂くために期間限定でご用意いたしました。
プロトタイプのためノンラベルデザインとなっています。
女性杜氏、小野裕美が造った紫波酒造店のお酒です。
南部杜氏とは日本酒を造る代表的な杜氏集団の一つです。
岩手南部の地が杜氏の里として栄え始めたのは江戸初期、1678年(延宝6年)。
祖・井村権兵衛が今の紫波町志和地区で酒造りをはじめた頃からであり
近江商人であった権兵衛が大阪三池より池田流の『すみ酒』の醸造技術を持ち込んでからの歴史です。
日本酒の醸造技術が南部領内に広まり新たな南部流、南部杜氏の基礎が築き上げられました。
その技は先進技術とともに今日まで守り育てられ、受け継がれた伝統の技は広く全国の酒蔵に出向き銘酒を醸し続けており
日本最大級の杜氏集団の里として今日に至っております。
蔵元:五代目 廣田 英俊 初代廣田喜平治より南部杜氏発祥の郷」紫波にて 明治36年の創業から『廣く喜ばれる』酒造りを続けて参りました。 平成29年7月から、古くて新しい製法「酸基醴酛」にて 米の味を最大限に活かした米の旨み溢れる酒造りに挑戦し 今まで以上に廣く喜ばれる酒を造っていきたいと励んでいます。 |
女性杜氏:小野 裕美 南部杜氏初の女性杜氏である小野裕美さん。 「いつものお食事と共に楽しめるお酒。食事もお酒も ついつい進む、楽しかったと言ってもらえるお酒造りを していきたい」という想いを抱きながら造っています。 |
酒造りに愛される水
紫波町にある水分(みずわけ)神社。神社境内からは良質な水が湧きだしております。 ここの湧き水は美味しいと評判でわざわざ汲みに来る人たちがいるほどです。
こちらの水系の水は、紫波のお酒を造るのに欠かせない水です。 くせがなくやわらかい、やさしい水なので搾りたての新酒もギズギズすることなく、スッキリした味わいになります。
「岩手の味」を生み出すお米
米どころの酒蔵として、岩手の風土や水にあう岩手県産米を使用しています。やわらかく、旨みのしっかりとした味が特徴のお米です。
また、当蔵の裏には紫波酒造店の田んぼで、岩手の酒造好適米『結の香』を育てております。 大吟醸は山田錦という県外のお米で造っておりますが、いずれは、すべてのお米を岩手県産にしようと取り組んでいます
東北の気候を生かす
岩手の冬の寒さは大変厳しいものです。しかし、当蔵のように小さな酒蔵にとっては、凍てつく寒さもまた「恵みの寒さ」です。
機械で管理されたお酒ではなく、岩手の寒さが自然の冷却装置となって美味しいお酒が造られます。
酸基醴酛(さんきあまざけもと)
紫波酒造店では、全ての酒を「酸基醴酛」で醸しています。 米の旨味やいい水の味わいをしっかり引き出すための古くて新しい製法です。 高温の仕込み水で糖化した蒸米にそれぞれの酒の個性に合わせ選抜した乳酸菌を添加し酒母を立てます。 個性とはもちろん「米の品種」と「磨きの度合い」です。 それによって、それぞれの「米の味わい」が変わってきて、お楽しみ頂ける商品のバリエーションが出来上がっていきます。 紫波酒造店ならではの味わいが楽しめます。 |
やさしい香りのなかに、お米の旨みが光る1本。冷酒から燗まで幅広くお楽しみ頂けます。
prototype No.15 type H 品名日本酒 純米吟醸 内容量720ml 原材料名米(国産)、米こうじ(国産米) 原材米岩手県産ぎんおとめ使用 精米歩合55% 日本酒度+3.0 アルコール分15度 製造元紫波酒造店 所在地岩手県紫波郡紫波町宮手字泉屋敷2-4 |
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