Sirèneー人魚の誘惑ー
Sirène (セイレーン)はフランス語で “人魚”という意味があります。
古くからのギリシャ神話より、海で暮らす人魚たちは甘い歌声で船の上にいる人間たちを誘惑し、
船を沈めさせ、船内にあるものを使ったり、人間たちを食べて生活していたという伝説が残されています。
私たちも皆さんを美しいパッケージで誘惑し、初心者の方にも日本酒の魅力を知ってもらい、
そして最後には日本酒の “虜”になってもらいたいという願いを込めてSirèneと名付けました。
日本酒らしくない、日本酒。
皆さんが想像する日本酒はどんなイメージでしょうか?癖が強くて飲みにくい、種類が多くて何を買えばいいか分からない…
そして、パッケージが渋い、量も多いし飲みきれないのでは?そんな考えの方も多いと思います。
Sirèneはそんな日本酒のイメージを覆すような、いい意味での“日本酒らしくない日本酒”をテーマにしました。
従来の日本酒パッケージの「ダークカラー・渋さ」というイメージを変えるような、透明感があって、
パステルカラーを基調とした、キラキラしていてワクワクするようなパッケージ。
日本酒の「飲みにくそう」という印象を少しでも変えられるように、
使用銘柄も私たちが試飲した中で最も飲みやすいと感じたものを選択しました。
量も1本150mlと、一人で飲むにも友人など数人で飲むにもちょうど良い量でお届けします。
Intérét “興味” という意味を持つお酒、Intérét(アンテレ)は朝焼けの海をイメージし、ピンク色をメインとした淡い色彩を使用しました。 朝焼けの漣の音が聞こえる海で人魚と出会い、惹かれていく様子を表現しました。使用銘柄は、日本酒との初めての出会いということを意識し、 試飲で最も飲みやすいと感じた、純米大吟醸原酒 生酒を使用しました。このお酒は地元愛知県の「夢吟香」という酒米を100%使用しています。 生酒ならではの、すっきりとしていてスッと入ってくるフレッシュな味わいをお楽しみください。
Captif 虜という意味を持つお酒、Captif(カプティフ)は深い海の中をイメージした藍色、紺色の色彩を使用しました。 興味を持ってしまったその瞬間からあなたはもう人魚の虜、風浪に飲み込まれ深い海の底へ溺れていく、 そんな様子をイメージしました。使用銘柄は純米大吟醸原酒 火入れです。 こちらのお酒も地元愛知県の酒米「夢吟香」を100%使用しています。生酒とは違った 少し深みのある味わいを深海へ溺れていく様子と重ね合わせました。
同じお酒でも、生酒と火入れで違った味わいがします。是非飲み比べで香りや風味の違いをお楽しみください。
パッケージは飲む前もワクワクし、飲み終わった後の使い方を考えるのが楽しくなるようなデザインにしました。
ブランド名の “Sirène” から連想し、人魚のきらびやかさ、繊細な美しさをビジュアルに落とし込みました。
どちらのデザインも瓶の口元に結われたリボンや布を人魚の尾ひれ、タグは漣と風浪の波の違いを表現しています。
|