近藤酒造は、愛媛県新居浜(にいはま)市に唯一残る明治11年(1878年)創業の小さな蔵元です。
平成の名水百選の一つに選ばれた「つづら淵」の近くに位置しています。
地下110mの深井戸から汲み上げた柔らかな軟水と、新居浜市内の契約農家が生産する酒造米などで、新居浜唯一の地酒を醸しています。

製造の過程では、経験することでしか習得できない部分があります。
しかし、本来日本酒というものは一年に一回しか造られないため、30年造り続けたとしてもたった30回の経験にしかなりません。
その経験回数を増やすために始めたのが、小タンクでの製造でした。
ロットを小分けにすることで手間は掛かりますが、年に一回しか経験できなかったところを数回行えるというメリットがあります。
更に、少量で作るということはその分冒険が可能となり、お客様のニーズに合わせた特徴のあるお酒を多く造ることができるのです。

食事に合わせて米の味わいを感じられる、味わいある旨口を主に造っています。




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