HAMON2021 |【学生プロデュース 第二弾】愛知西尾の蔵元が妥協なしで作る日本酒を飲んで応援!
学生が送る個性豊かな4つの企画
私たちはトライデントデザイン専門学校 ビジュアルデザインンコースで日々学んでいます。
今回、山﨑合資会社さんにご協力いただき、日本酒の企画をさせていただくことになりました!
プロジェクトの開始時に私たちは蔵元へ伺い、どのようにお酒が作られているのか、日本酒業界が今どのようになっているのかを学びました。
このページでは、チームに分かれて企画した4つのプロジェクトをご紹介します!
私たちは 2020 年の「HAMON」プロジェクトより誕生したブランド、「TOBIRA」です。 たくさんの扉からはじめの一歩を選ぶ楽しみを、その扉を開けた先に波紋のように広がる楽しみを、 両方の楽しみを重視した新感覚の日本酒をみなさまにお届けしたいと 考えています。
今回、私達は小瓶の飲み比べ形式で7種類の日本酒のセット販売を考案しました。
日本酒に憧れはあるけれど、いきなり一升瓶を買う勇気が出ない、日本酒を少しずつなら飲んでみたいという20代に向けて、
7本の50ml のお酒を飲み比べしてもらうという形で新しい日本酒の飲み方を提案していきます。
日本酒は液体の見た目から味を想像するのが難しいです。
しかし比べて実際に飲んで みることで味が全然違うといった発見ができるのです。
例えば「火入れ」や「生酒」とついた名前の日本酒は、元は同じお酒から製造方法の違いで味が変わっている日本酒になっています。
比べて飲んでみると「火入れ」はすっ きりとした味わいに対して「生酒」はコクのある豊かな味わい...といった
元は同じでも味が全然違った日本酒ができます。こういった味の違いを少量で手軽に比べることが出来、楽しめる商品になっています。
「日本酒の扉」の各小瓶にはチーム A のブランド名でもある「扉」をイメージしたデザインが施されています。 今までの日本酒のイメージにはない、カラフルなフィルム になっています。 カラフルなフィルムは遠目からでも目立ち、並べてみると新鮮なイ メージを与える商品になっています。
人の興味は広がっていくもの。現在日本酒は若い世代を中心に日本酒離れが進んでおり、
せっかく日本酒に触れるのであれば次の日本酒へともつなげたい...そんな想いで 本企画は誕生しました。
今回のプロジェクトにあたり、日本酒の味であったり、ブランディングであったり、 デザインであったり...と
様々な新しい「扉」を開くことに挑戦しました。
どの「扉」 も試行錯誤の上に開ける間のワクワクがとても新鮮で、
同じようなワクワクを皆様にもお届けできることが私達の1番の想いです。
日本酒の扉を若い世代にも開いて欲しい!という思いに少しでも共感してくだされば、支援していただけると幸いです。
以上チーム A のブランド「TOBIRA」でした。 ここまで読んで下さり、ありがとうございました!
今回ご用意させていただいた日本酒は、日本で言われている虹の色の数である7種類です。 その7本は全て異なるお米や製法で作られており、風味も様々。 フルーティーですっきりとしたものや柔らかい口当たりのもの、刺激的な風味を持つものなどそれぞれに特徴を持っています。 虹のもつ7色のように、同じ日本酒でありながら、異なる色、異なる風味をお楽しみいただける商品を作りたいと思っています。
今回の企画で用意するパッケージは虹の色をテーマにしたデザインにしたいと考えています。 虹の7色を使用しすることで、それぞれの特徴などの違いを表現し、日本酒という同じ種類のものであるという繋がりを、 商品を横に並べるとイラストが繋がるようにデザインすることで表現したいと思います。
私たちは若者にもっと日本酒の魅力を知ってもらい身近に感じてもらうべく 「HAMON」プロジェクトより誕生したブランド「Sirène」です。 Sirène とはフランス語で「人魚」という意味があります。古くからギリシャ神話より、 海で暮らす人魚たちは 甘い歌声で船の上にいる人間たちを甘い歌声で誘惑し、船を沈めさせ、 船にあるものを使ったり、人間たちを食べて生活していたという伝説が残されています。 私たちも人魚のように皆さんを今回のプロジェクトで誘惑、魅了し、日本酒の “虜” になってもらいたいです。
ご用意させていただいた日本酒は、フルーティーで甘みがあり、口当たりもなめらかな日本酒の火入れと生酒の2つです。 元となったお酒が同じでも火入れと生酒では味が変化します。 飲み比べていただくこ とでさらに日本酒の魅力を知って、楽しんでいただきたいと思います。
誰しもが一度は、百貨店のコスメストアに陳列されているキラキラとしたコスメや香水を見て
心を踊らせた経験があると思います。それらを選ぶように日本酒が買えたら ..
そんな願いを叶えてくれるのが、「Sirène」です。
飲む前もワクワクし、飲み終わった後も楽しめるような"心"がときめくデザイン”にしました。
ブランド名の Sirène から人魚のきらびやかさ、繊細な美しさをビジュアルに落とし込みました。
従来の日本酒のスタイルでは味わえない日本酒を飲む楽しさを、
“セイレーンスタイル” を通して、皆様にも感じていただくことができると思います。
チームD 「ビビビビッ」
私たちは若い世代の日本酒離れ解消のため、少しでも日本酒に触れてもらいたいという一心で企画をしています! 日本酒初心者が初めて日本酒を飲んだ時、飲みやすいという衝撃を感じることでその人のお酒の可能性を広げ、 またその人が他の人へ日本酒を伝えることで大きな日本酒の波紋になることを祈り、波紋の原点である衝撃をコンセプトにしました。 閃き、直感、一目惚れ...日本酒を一口含み「あれ、この日本酒美味しい!」 そんな衝撃をお届け したく、「ビビビビッ」というブランド名になりました。
「ビビビビッ」の日本酒セレクト
今回は日本酒初心者や日本酒が苦手な方に向けて、「飲みやすさの レベル別日本酒テイスティング4本セット」を企画しています。 「純米大吟醸原酒 生酒 #02」「純米大吟醸原酒 火入れ #03」「純米吟醸原酒 にごり #06」「辛口純米酒 #07」の4本です。 日本酒が飲みにくいという若い世代の多くは「味や香りがキツい」といった意見をあげることが多いです。 そのイメージをなくすため、口当たりが滑らかで華やかな香りと優しく甘い味が特徴の「純米大吟醸原酒 生酒 #02」をLEVEL1とし、 段々とLEVELが上がるにつれて辛口になっていくようにしています。 さらににごりと瓶内自然発泡で作られるシュワッと感が特徴の「純米吟醸原酒 にごり #6」をいれることで、 日本酒の幅の広さを感じていただければという思いでこの4種類を選びました。
これが日本酒!? という衝撃を日本酒の味でも、またデザインでも感じていただくため、ビビットなカラーを使用する予定です。 ビビットカラーと「ビビッとくる」をかけており、パッ ケージをよく見てみるとそのお酒の成分を記載予定です。 色の変化とくり抜きのお酒が注がれていっているイメージでレベルで段階を感じて頂けるように企画しています!
外箱も被せ箱ではなく、窓をつけたり、蓋が飛び出るデザインにすることで 他の日本酒にはなかなか見られないこだわりの箱に仕上げました! そのまま部屋に置いて飾っていただけるよう、中身が見える仕様を考えています。