kurajo_紹介ページNo5_2
女性蔵元 澤田 薫氏愛知県知多市にある澤田酒造で蔵元を務める澤田薫氏。2015年10月、お父さまの研一さんから引き継がれました。知多は元禄十年ごろから江戸への出荷が始まり、酒の一大産地へと発展していきました。
嘉永元年(1848年)創業。瀬戸や信楽など日本六古窯のひとつとして最古、最大を誇る陶都の愛知県一宮市常滑で酒造りを行っています。
常滑焼を生んだ、職人の町で、蔵人たちの熱い心が今に息づく、伝統の酒蔵がここにあります。
現在も、昔から良いと言われたこと、良いと言われた道具を守り伝えながら、 基本に忠実にお酒を造っています。特筆すべきは、全量のお酒をこの方法で造っていることです。大吟醸から普通酒まで、すべて昔ながらの製法で酒を醸しています知多の酒らしく、しっかりと米の旨さを出し、濃醇でありながら、一切雑味を出さないようにするには、古いけれど伝統の方法が一番と考えています。「赤味噌、たまり醤油」の食文化圏の地酒として、きき酒のための酒ではなく、料理を引き立てる食に寄り添ったお酒でありたいと願っています。
澤田酒造では、2kmほど離れた知多半島の中央丘陵部の湧き水を、江戸時代から私設の水道でひいて使用しています。お酒の中の80%以上は水であること、また、発酵に大きな影響を及ぼすことから水は大変重要な要素です。すなおな軟水で、ふくらみのある、まろやかな酒質をつくりだしています。
現在は多くの蔵で連続蒸米機が使われていますが、澤田書酒造では「甑(こしき)」という昔ながらの木製の大だるを用いて、その米その米にあった最適な蒸しを行い“外硬内軟”を心がけています。熱い米を甑の中で手作業で掘るのは大変な作業です。しかも、それをたった一人で行っていますから、その苦労は計り知れません。この甑をはじめ、昔から受け継いできた道具をどうやって使い続けていくか、これが今後の課題。
澤田薫氏は取締役社長として、蔵人として、知多半島の風土に根付き、米の旨みを大切にいかした料理をひきたてる酒を造るため、基本に忠実な酒造りを通じて品質第一に歩んでいます。
現在も、昔から良いと言われたこと、良いと言われた道具を守り伝えながら、 基本に忠実にお酒を造っています。特筆すべきは、全量のお酒をこの方法で造っていることです。大吟醸から普通酒まで、すべて昔ながらの製法で酒を醸しています知多の酒らしく、しっかりと米の旨さを出し、濃醇でありながら、一切雑味を出さないようにするには、古いけれど伝統の方法が一番と考えています。「赤味噌、たまり醤油」の食文化圏の地酒として、きき酒のための酒ではなく、料理を引き立てる食に寄り添ったお酒でありたいと願っています。
澤田酒造では、2kmほど離れた知多半島の中央丘陵部の湧き水を、江戸時代から私設の水道でひいて使用しています。お酒の中の80%以上は水であること、また、発酵に大きな影響を及ぼすことから水は大変重要な要素です。すなおな軟水で、ふくらみのある、まろやかな酒質をつくりだしています。
現在は多くの蔵で連続蒸米機が使われていますが、澤田書酒造では「甑(こしき)」という昔ながらの木製の大だるを用いて、その米その米にあった最適な蒸しを行い“外硬内軟”を心がけています。熱い米を甑の中で手作業で掘るのは大変な作業です。しかも、それをたった一人で行っていますから、その苦労は計り知れません。この甑をはじめ、昔から受け継いできた道具をどうやって使い続けていくか、これが今後の課題。
澤田薫氏は取締役社長として、蔵人として、知多半島の風土に根付き、米の旨みを大切にいかした料理をひきたてる酒を造るため、基本に忠実な酒造りを通じて品質第一に歩んでいます。
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