the sakeraku. | First class | 漆


貝殻の内側、輝きを放つ真珠色部分を0.2mmほどの厚みにし、漆を塗った直後に蒔き付ける。黒漆で薄く全体に塗り重ね、硬化後、漆表面を研いで磨いて艶を出す「呂色」という工程を経て、美しく変化していく。 最後に生漆の摺り込みと磨きを繰り返し、漆塗師が丹念につくりあげる。 ひと手間ひと手間に思いを込め深い輝きを宿していく。

漆を塗った直後に、錫粉の微粉末を蒔き付け、硬化後、生漆を摺り込む。 銀色の錫粉を漆塗師の技術で濃淡をつけた上に、生漆の茶褐色を重ねることで黄金色に輝き、色と質感の変化を楽しめる。漆塗師が丹念につくりあげた異なる表情をもつ、この世にひとつだけのもの。 ひと手間ひと手間に思いを込め深い輝きを宿していく。

朱漆で中塗りをした後に、透け漆を塗る。 茶褐色で透明感のある透け漆は、下の朱漆が透けて見え、美しさを増す。透け漆は時間経過とともに褐色が明るくなる性質があり、色の変化を長く楽しめます。漆塗師が丹念につくりあげた異なる表情をもつこの世にひとつだけのもの。ひと手間ひと手間に思いを込め深い輝きを宿していく。